1. インターフェースの例

ここでは、主にTencent CloudのTRTC-API-Example(Electron)を素早く実行する方法をご紹介します。

前提条件

Tencent Cloudの登録によりアカウントを登録している。

操作手順

手順1:新規アプリケーションの作成

1. TRTCコンソールにログインし、【アプリケーション管理】を選択します。
2. 【アプリケーションの作成】をクリックし、APIExampleなどのアプリケーション名を入力します。すでにアプリケーションを作成している場合は、【既存のアプリケーションを選択】にチェックを入れ、【次のステップ】をクリックします。



ステップ2:サンプルコードのダウンロード

1. UIなしの統合を選択後、ご自身の業務プラットフォームに合わせて、Githubで、対応するプラットフォームのサンプルコードをダウンロードします。
git clone https://github.com/tencentyun/TRTCSDK
2. ダウンロード完了後、【次のステップ】をクリックします。



ステップ3:プロジェクトの設定

1. サンプルプロジェクトのクイックスタート段階で【デバッグ段階】を選択します。その後、ご自身のSDKAppID、Secret keyを記録しておきます。


2. Electron/TRTC-API-Example/assets/debug/gen-test-user-sig.jsファイルを見つけて開き、ご自身のSDKAppID、Secret keyに変更します。プロジェクトの設定はこれで完了です。【次のステップ】をクリックしてください。
説明:
ここで言及したUserSigの作成法は、クライアントコードにSECRETKEYを設定しますが、この手法のSECRETKEYは逆コンパイルによって逆クラッキングされやすく、キーがいったん漏洩すると、攻撃者はTencent Cloudトラフィックを盗用できるようになります。そのためこの手法は、ローカルのTRTC-API-Exampleクイックスタートおよび機能デバッグにのみ適しています
UserSigの正しい発行方法は、UserSigの計算コードをサーバーに統合し、Appのインターフェース向けに提供する方法となります。 UserSigが必要なときは、Appから業務サーバーにリクエストを送信し動的にUserSigを取得します。詳細はサーバーでのUserSig新規作成をご参照ください。

よくあるご質問

1. ファイアウォールにはどのような制限がありますか。

SDK が UDP プロトコルを使用してオーディオビデオ伝送を行っていることから、 UDPに対してブロックがあるオフィスネットワークでは使用することができません。類似した問題がおありの際は、 企業ファイアウォール制限の対応をご参照の上、問題及び原因解決にお役立てください。