TUIRoom (Windows&Mac)の統合

ここで紹介するPC版TUIRoomコンポーネントは、柔軟なレイアウトで、適用性の高いオーディオビデオコミュニケーションツールです。コラボレーションオフィス、リモート採用、リモート問診、保険金査定、オンラインカスタマーサービス、ビデオ面接、デジタル行政、金融のデジタル化、オンラインミーティング、eラーニングなどのシーンで使用することができます。 各業界のシナリオと深く結びつき、企業のコスト削減と効率アップを助け、デジタル化のモデルチェンジを加速し、競争力を向上させます。 WindowsまたはMacプラットフォームのAppをダウンロード、インストールして体験できます。
説明
TUIKitシリーズコンポーネントはTencent CloudのTRTCIMという2つの基本的なPaaSサービスを同時に使用し、TRTCをアクティブにした後、IMサービスを同期的にアクティブにすることができます。IMサービスの課金ルールの詳細については、Instant Messagingの料金説明をご参照ください。TRTCをアクティブにすると、デフォルトでは、100DAUまでサポートするIM SDK体験版もアクティブになります。

デモンストレーション





ソリューションの優位性

超低遅延のオーディオビデオ通話、チャットルーム、画面共有、美顔、デバイス検出、データ統計などの機能を統合し、多人数オーディオビデオルームの一般的な機能をカバーします。
二次開発の需要に応じて、カスタムUIやレイアウトを迅速に実装し、ビジネスの迅速な立ち上げに役立ちます。
TRTCとIMの基本SDKをカプセル化し、基本的なロジックコントロールを実装し、呼び出しを容易にするインターフェースを提供します。

統合ガイド

多人数オーディオビデオルーム機能をスピーディーに統合するため、ここでは2種類の統合方法をお勧めしています。ご自身に合った方法を選択して二次開発にお役立てください。

環境の準備

Windows環境
Visual Studio 2015以上の統合開発環境。
QT5.9.1以上のバージョンのQT開発データベース。
VS下のQT開発プラグインQt Visual Studio Tools 2.2.0以上。
サポートする最低システム要件:Windows 8。
正常な開発が行える統合開発環境であることを確実にしてください。
Mac環境
QT5.9.1およびそれ以上のバージョンのQT開発データベース。
QtCreator統合開発環境。 QTのインストール時に、QtCreatorの同時インストールを選択してください。バージョンはQTの公式インストールパッケージに従います。
QtCreator統合開発環境で正常な開発が行えることを確実にしてください。

外部プロセス起動

1. RoomAppプログラムのコンパイル
外部プロセスによるRoomApp起動方式を使用する場合は、元のRoomAppの実行プログラムに依存するため、事前のコンパイルが必要です。
クリックしてRoomAppに進み、ソースコードをCloneし、プロジェクトを設定し、RoomAppをコンパイルして生成できます。
2. TestAppプロジェクトの新規作成
Windowsプラットフォーム
Macプラットフォーム
1. VSを開き、Qt Widgets Applicationプロジェクトタイプを選択し、TestAppプロジェクトを作成します。



2. プロセスを起動するプログラムを作成し、適切な位置にLoadRoomApp関数を呼び出します。
#include <QProcess>
#include <QApplication>
void LoadRoomApp() {
QString executable_file_path = QApplication::applicationDirPath();
QString app_path = executable_file_path + "/RoomApp.exe";
QProcess::startDetached(app_path);
}



3. プロジェクトをコンパイルし、RoomAppをコンパイルした成果物を現在実行可能なプログラムディレクトリにコピーします。release x86プログラムを例にとると、次のようになります: TUIRoom\Windows-Mac\RoomApp\bin\Win32\Releaseディレクトリ下のすべてのファイルを現在のプログラムディレクトリ下にコピーします。
4. プログラムを実行します。TestAppの起動と同時にRoomAppを起動します。
1. QtCreatorを開き、Qt Widgets Applicationプロジェクトを選択して新規作成し、TestAppプロジェクトを作成します。



2. プロセスを起動するプログラムを作成し、適切な位置にLoadRoomApp関数を呼び出します。
#include <QProcess>
#include <QApplication>
void LoadRoomApp() {
QString executable_file_path = QApplication::applicationDirPath();
QString app_path = executable_file_path + "/../../../RoomApp.app/Contents/MacOS/RoomApp";
QProcess::startDetached(app_path);
}



3. プロジェクトをコンパイルし、RoomAppをコンパイルした生成物RoomApp.appを現在のプロジェクトの生成物と同一階層のディレクトリ下にコピーします。上の図で作成したプロジェクトのパスを例にとると、次のようになります: RoomApp.app/Users/mac/Desktop/TestApp/build-TestApp-Desktop_Qt_5_9_1_clang_64bit-Releaseディレクトリ下にコピーします。
4. プログラムを実行します。TestAppの起動と同時にRoomAppを起動します。

カスタムUIの実装

当社が提供するAppで直接変更して適用するか、あるいはAppのソースコードのModuleを使用してカスタムUIを実装することができます
ソースコードのModuleには、TRTC SDKおよびIM SDKのカプセル化が含まれています。TUIRoomCore.hTUIRoomCoreCallback.hTUIRoomDef.h などのファイルでこのモジュールが提供するインターフェース関数およびその他定義を確認し、対応するインターフェースを使用してカスタムUIを実装できます
AppディレクトリにはUIに関連する設計とロジックが含まれており、必要に応じてRoomAppソースコードを変更し、二次開発を行うことができます。主な機能ポイントは次のとおりです:
機能ポイント
ファイルディレクトリ
トップページログイン
Windows-Mac\RoomApp\App\LoginViewController.cpp
デバイス検査
Windows-Mac\RoomApp\App\PresetDeviceController.cpp
ホームページ
Windows-Mac\RoomApp\App\MainWindow.cpp
配信側リスト
Windows-Mac\RoomApp\App\StageListController.cpp
メンバーリスト
Windows-Mac\RoomApp\App\MemberListViewController.cpp
設定ページ
Windows-Mac\RoomApp\App\SettingViewController.cpp
チャットルーム
Windows-Mac\RoomApp\App\ChatRoomViewController.cpp
画面共有
Windows-Mac\RoomApp\App\ScreenShareWindow.cpp
下部ツールバー
Windows-Mac\RoomApp\App\BottomBarController.cpp

よくあるご質問

ご要望やフィードバックなどがございましたら、colleenyu@tencent.comまでご連絡ください。