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ここでは主に、ビデオ通話またはインタラクティブライブストリーミングで画質を設定する方法についてご説明します。開発者は具体的な業務上のニーズに基づいて、ビデオ画面の解像度とスムーズさを調整し、ユーザー体験をより良いものにすることができます。
ビデオの属性には解像度、フレームレート、ビットレートが含まれます。
実現方式
ローカルオーディオビデオストリーミングStreamオブジェクトの
{@link LocalStream#setVideoProfile setVideoProfile()}
のメソッドでビデオの属性を設定します。事前に定義したProfileを指定します。各Profileは1組の推奨される解像度、フレームレート、ビットレートに対応します。
const localStream = TRTC.createStream({ userId, audio: true, video: true });// ビデオ属性Profileを‘480p’に設定しますlocalStream.setVideoProfile('480p');localStream.initialize().then(() => {console.log('local stream init success');localStream.play('local_stream');});
カスタマイズした解像度、フレームレート、ビットレートを指定します
const localStream = TRTC.createStream({ userId, audio: true, video: true });// ビデオの解像度、フレームレート、ビットレートをカスタマイズlocalStream.setVideoProfile({ width: 640, height: 480, frameRate: 15, bitrate: 900 /* kpbs */});localStream.initialize().then(() => {console.log('local stream init success');localStream.play('local_stream');});
ご注意:
v4.8.4およびそれ以降のバージョンでは、
{@link LocalStream#setVideoProfile setVideoProfile()}
メソッドで動的呼び出しをサポートしています。詳細な情報については、{@link LocalStream#setVideoProfile setVideoProfile()}
インターフェースの説明をご参照ください。v4.8.4より前のバージョンでは、
{@link LocalStream#setVideoProfile setVideoProfile()}
はローカルストリームで{@link LocalStream#initialize initialize()}
を呼び出して初期化する前に呼び出す必要があり、通話中にビデオ属性を動的に調整することはできません。ビデオ属性Profileリスト
ビデオprofile | 解像度(幅 x 高さ) | フレームレート(fps) | ビットレート(kbps) |
120p | 160 × 120 | 15 | 200 |
180p | 320 × 180 | 15 | 350 |
240p | 320 × 240 | 15 | 400 |
360p | 640 × 360 | 15 | 800 |
480p | 640 × 480 | 15 | 900 |
720p | 1280 × 720 | 15 | 1500 |
1080p | 1920 × 1080 | 15 | 2000 |
1440p | 2560 × 1440 | 30 | 4860 |
4K | 3840 × 2160 | 30 | 9000 |
デバイスとブラウザの制限があるため、ビデオの解像度が完全にマッチするとは限りません。マッチしない場合、ブラウザは自動的に解像度を調整し、Profileに対応する解像度に近づけます。