絵文字とバーチャルキャラクターの設定

美顔エフェクトSDKはバージョン0.3.0からAnimoji表情およびVRバーチャルキャラクター機能をサポートしています。
この機能は現在Web端末のみサポートしています。

サポート対象かどうかのチェック

Animoji表情およびVRバーチャルキャラクターはWebGL2の環境下での使用のみサポートしています。SDKは判断用にチェックの静的メソッドを提供しています。

import {ArSdk} from 'tencentcloud-webar'
if (ArSdk.isAvatarSupported()) {
   // 関連機能を初期化します
}else{
   alert('現在のブラウザではバーチャルキャラクターをサポートしていません')
   // 関連機能を非表示にします
}

Animoji表情

モデルリストの取得

SDKの初期化完了後に、内蔵されているモデルリストを取得できます。現在SDKには4つの表情プロフィール画像が内蔵されています。

const avatarARList = await sdk.getAvatarList('AR')
注意:

Animoji表情およびバーチャルキャラクターはメイクアップ、ステッカーなどの効果を自動的に消去します。同様にメイクアップとステッカーを設定した場合も表情またはバーチャルキャラクター効果が消去されます。

モデル設定

リストを取得後、EffectIdによってAnimoji表情エフェクトを設定することができます。

ar.setAvatar({
 mode: 'AR', // モードをARに設定します
 effectId: avatarARList[0].EffectId// 内蔵idを渡します
}, () => {
 // success callback
 
});

カスタムモデル

モデルのカスタマイズが必要な場合は、お問い合わせください。

VRバーチャルキャラクター

モデルリストの取得

SDKの初期化完了後に、内蔵されているモデルリストを取得できます。現在SDKには10個のバーチャルキャラクターが内蔵されています。

const avatarVRList = await sdk.getAvatarList('VR')

シナリオの設定

ar.setAvatar({
 mode: 'VR', // modeはARを渡します
 effectId: avatarVRList[0].EffectId, // 内蔵idを渡します
 backgroundUrl: 'https://webar-static.tencent-cloud.com/assets/background/1.jpg',
}, () => {
   // success callback
  
});
注意:

VRシナリオの設定には背景画像URLの同期設定が必要です。デフォルトでは黒色の背景となります。

カスタムモデル

ご自身のバーチャルキャラクターをスピーディーにカスタマイズし、直接SDKで使用できるようにする方法は2種類あります。

  • 方法1:readyplayer.me
  • 方法2:Vroid

どちらの方法でもエクスポートしたモデルはご自身でCDNにアップロードし、URLを使用してSDKを設定する必要があります。

ar.setAvatar({
 mode: 'VR', // modeはARを渡します
 url: 'https://xxxx.glb', // 内蔵idを渡します
 backgroundUrl: 'https://webar-static.tencent-cloud.com/assets/background/1.jpg',
}, () => {
   // success callback
});

現在、カスタムモデルはGLBおよびVRM形式のみサポートしています。