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ここでは、主にTencent Cloud TRTC Web SDK をプロジェクトに素早く統合する方法を紹介します。

サポートするプラットフォーム

WebRTCのテクノロジーはGoogleが初めて提唱し、Chrome、Edge、Firefox、Safari、Operaなどのブラウザですべてサポートされています。Tencent Cloud TRTC Web SDKはWebRTCパッケージをベースにしたものです。Tencent Cloud TRTC Web SDKのサポートの詳細については、サポートするプラットフォームをご参照ください。
ユーザーのユースケースが主に教育シーンである場合は、教師用端末では安定性がより優れたElectron ソリューションの使用をお勧めし、大小2チャネル画面、よりフレキシブルなスクリーンシェアリング方法およびより強力な弱ネットワークリカバリー能力をサポートしています。
Tencent Cloud TRTC Web SDKの詳細なサポートレベルの表については、サポートしているプラットフォームをご参照ください。
ご注意:
ブラウザでTRTC Web SDK機能テスト画面を開けば、現在のブラウザがWebRTCのすべての機能をサポートしているかどうかチェックすることができます。例:WebViewなどのブラウザ環境。
 H.264 の著作権上の制限により、Huawei  Chrome 88 より前のバージョンは H264 エンコーディングを使用できません(つまり、ストリームをプッシュできません)。HuaweiデバイスのChromeブラウザで TRTC Web SDK を使用してストリームをプッシュするには、チケットを提出 し、VP8コーデックの有効化を申請してください。

URLドメイン名プロトコルの制限

ユースケース
プロトコル
受信(再生)
送信(マイク・オン)
画面共有
備考
本番環境
HTTPSプロトコル
サポートあり
サポートあり
サポートあり
推奨
本番環境
HTTPプロトコル
サポートあり
サポートなし
サポートなし

ローカル開発環境
サポートあり
サポートあり
サポートあり
推奨
ローカル開発環境
サポートあり
サポートあり
サポートあり

ローカル開発環境
http://[ローカルマシンIP]
サポートあり
サポートなし
サポートなし

ローカル開発環境
file:///
サポートあり
サポートあり
サポートあり


ファイアウォールの制限

TRTC Web SDKを使用する時、ユーザはファイアーフォールの制限でオーディオビデオ通話を利用できない可能性がありますので、ファイアウォール制限への対応 を参照し、関連するポートとドメイン名をファイアウォールのホワイトリストに追加してください。

TRTC Web SDKの統合

NPM統合

1. プロジェクトにSDKパッケージをインストールするには、npmを使用する必要があります。
npm install trtc-js-sdk --save
2. プロジェクトのスクリプトでモジュールを導入します。
import TRTC from 'trtc-js-sdk';

Script統合

下記のコードをWebページに追加するだけで完了です。
<script src="trtc.js"></script>

関連リソース

SDKダウンロードアドレス:クリックしてダウンロード
初期化フローおよびAPIの使用法の詳細については、以下のガイドをご参照ください。
機能
Sample Codeガイド
基本的なオーディオビデオ通話
インタラクティブライブストリーミング
カメラおよびマイクの切り替え
ローカルビデオのプロパティの設定
ローカルオーディオまたはビデオの動的な停止と開始
画面共有
音量計測
ユーザー定義キャプチャとカスタマイズ再生レンダリング
ルーム内アップリンクユーザー数の制限
バックグラウンドミュージックと効果音の実装ソリューション
通話前の環境およびデバイステスト
通話前のネットワーク品質テスト
デバイス挿抜動作チェック
CDNへのプッシュの実現
ビッグスモールストリームの伝送を有効にする
美顔を有効にする
ウォーターマークを有効にする
ルーム間マイク接続の実現
説明:
その他の機能についてはクリックして確認してください。